2018-01-30 第196回国会 衆議院 予算委員会 第3号
総理に最後にお聞きしたいんですけれども、やはり、そうした唯一の戦争被爆国日本として、被爆者に寄り添うという立場から、核兵器禁止条約、これを採択すべきじゃありませんか。
総理に最後にお聞きしたいんですけれども、やはり、そうした唯一の戦争被爆国日本として、被爆者に寄り添うという立場から、核兵器禁止条約、これを採択すべきじゃありませんか。
唯一の戦争被爆国日本が、このような国と初めて原子力協定を締結することは、インドの核兵器開発を追認し、核保有国としてのステータスを強めるものにほかなりません。 今、北朝鮮の核兵器開発をどうとめるかが大きな焦点になり、核兵器全面廃絶につながる禁止条約づくりが進む中、本協定が世界の流れに逆行するものであることは明らかです。
同時に、きょう質疑で伺っていきたいわけですが、前回も触れましたが、本協定は、唯一の戦争被爆国日本が、インドというNPT未加盟かつ核実験を行った核保有国と結ぶ、初の原子力協定であります。これは、従来の日本政府の立場をも逸脱したものであって、核保有国としてのインドのステータスを強めることにもつながって、世界の核軍縮、そして核兵器廃絶の流れに逆行するということを言わざるを得ないと思うんです。
この先の見通しなども含めて、オバマ大統領も任期一年を切ったわけでありますので、この核なき世界へのプラハ演説、そしてまた、途中ではベルリンでの演説、そして今回の広島訪問ということもありますが、これをやはり引き継いでいく必要が、あるいは責任が、とりわけ議長国あるいは唯一の戦争被爆国日本にはあるのではないかというふうに思いますが、外務大臣の御所見を伺いたいと思います。
核保有国と非核保有国の対立が激しい国際社会の中で、唯一の戦争被爆国日本としてこの両者をつなぎ合わせるという意味において、我が国日本の役割というのは極めて大きいものと私は思っております。昨年、この平和安全法制の基礎となります閣議決定されましたが、この閣議決定の中にも、我が国は平和国家を堅持する、それから非核三原則を貫いていくということが盛り込まれたところでございます。
また、今回のG8宣言では、具体的な国名を挙げて、北朝鮮に対する憂慮と、インド、パキスタンへの軍縮への参画を、世界で唯一の戦争被爆国日本の首相として呼びかけられましたことは、まことに意義深く、大きな成果であったと考えます。特に、アジア地域の安全保障問題について、総理はどのような発言をされたのか、お聞かせください。 来年は、いよいよ九州・沖縄サミットが開催されます。